「投資はまとまったお金が必要」と思っていませんか?
実は、今では100円から投資を始められる時代です。
特に40代以降になると、教育費や住宅ローンなど支出が多く、「投資に回す余裕がない」と感じる方も多いでしょう。そんな中で少額からスタートできる「100円投資」は、投資の入り口として最適です。
この記事では、100円から始める投資の仕組みやメリット、注意点をわかりやすく解説します。私自身も現役サラリーマン投資家として、無理なく着実に資産形成を続けており、初心者が安心して始められる具体的な方法を紹介します。
100円から始められる投資の仕組み
少額投資の広がり
証券会社やネット証券、さらにはスマホ証券アプリの普及により、投資信託や株式を100円から購入できるサービスが登場しました。
特に楽天証券やSBI証券など大手では、100円単位で投資信託を積立可能。PayPay証券では、1,000円未満から有名企業の株を持つこともできます。
【参考】一般社団法人投資信託協会:「そもそも投資信託とは?」
投資信託で少額投資
投資信託は、投資家から集めた資金をプロが運用し、分散投資する仕組みです。
100円投資はこの投資信託と相性が良く、「毎日100円積立」など無理なく資産形成ができます。
積立NISAとの相性
積立NISAでは年間40万円まで非課税で投資可能ですが、1回100円から始めてもOK。
「毎日100円積立」なら年間約3万6,500円、5年続ければ約18万円の投資が非課税枠内で積み上がります。金額的には大したことない気がするかもしれませんが、100円でも始めて安心することができれば1,000円・10,000円と投資額を増やしていくことができます。
100円投資のメリット
1. 投資を始める心理的ハードルが低い
「失敗したらどうしよう」という不安が強い初心者にとって、100円からの投資はリスクを最小化しながら経験を積めます。
2. 習慣化できる
毎日や毎月少額を積み立てることで、投資が生活の一部になりやすいです。コンビニコーヒー1杯分を投資に回す感覚で、気づけば資産が積み上がります。
3. 複利効果を体験できる
少額でも長期間積み立てることで、利益が利益を生む「複利」を実感できます。これは投資を続ける大きな動機付けになります。
注意点とデメリット
手数料に注意
少額投資では手数料の割合が高くなる場合があります。
信託報酬が低いインデックスファンドを選ぶことが重要です。
短期では成果が見えにくい
100円ずつでは大きな利益は出ません。あくまで「投資の練習」や「習慣作り」と割り切ることが大切です。
投資先の分散
100円単位で投資できても、1つの商品に偏るとリスクは残ります。複数ファンドを少額ずつ組み合わせるのが安心です。
具体的な始め方
ステップ1:証券口座を開設
まずはネット証券で口座を開設。楽天証券やSBI証券は初心者にも人気です。
ステップ2:100円から投資信託を購入
おすすめは「eMAXIS Slim 全世界株式」や「SBI・Vシリーズ」など低コストインデックスファンド。
ステップ3:積立設定を自動化
「毎日100円積立」「毎月1,000円積立」など自動化することで無理なく続けられます。
私の体験談
私自身、最初に投資を始めたのは20代。100円とは言いませんが、本当に少額から投資してみて、「少額でも投資できるんだ」と安心した経験があります。
その後も無理せず少額をコツコツ積み上げ、今では投資信託を中心に3,000万円以上の資産を形成できました。
「派手さより安心感」「継続の力」を信じ、少額投資から始めた一歩が、今の土台になっています。
投資初心者へのアドバイス
学びながら実践する
投資は机上の知識よりも「実際にやってみる」ことで理解が深まります。特に投資に恐怖感がある方にとって、100円からの投資は最適な方法です。
長期・分散・積立を意識
金融庁も「長期・分散・積立」を推奨しています。少額でもこの原則を守れば、安定した資産形成につながります。
まとめ
100円を元手とした投資は、投資初心者がリスクを抑えて体験し、投資習慣を身につけるための最適な方法です。
30~40代からでも決して遅くありません。むしろ「少額から始めて習慣化する」ことで、将来の安心につながります。
まずは100円から。コーヒー1杯を未来の自分への投資に変えてみませんか?