投資を始めたいけれど、専門用語が難しくて一歩を踏み出せない・・・そんな声をよく聞きます。私自身も20代で投資を始めたとき、専門用語の壁にぶつかりました。
ですが、一度理解してしまえば投資の世界はぐっと身近になります。本記事では投資初心者向けに、専門用語を簡単に解説していきます。
株式投資に興味はあるけれど、「難しそう」「リスクが怖い」と感じて一歩を踏み出せない方は多いのではないでしょうか。特に40代以上になると、「今から始めても遅いのでは?」と不安に思うかもしれません。 結論から言えば、40代からでも株式投[…]
投資の基本用語を理解しよう
株式
企業が発行する「会社の持ち分」。株主になると配当金や株主優待が受けられる場合があります。株価は日々変動するため、リスクとリターンの両方を理解することが必要です。
投資信託
多くの投資家から集めた資金を、プロが株や債券などに分散投資してくれる金融商品。少額から始められるため、初心者にとって取り組みやすい資産運用方法です。
NISA(少額投資非課税制度)
投資で得た利益が一定額まで非課税になる制度。2024年から「新NISA」に変わり、非課税投資枠が大幅に拡大しました。長期的に資産を育てたい人に有利です。
リスクとリターンに関する用語
リスク
投資では「危険」ではなく「変動の幅」を意味します。値動きが大きい商品はリスクが高く、値動きが安定している商品はリスクが低いと表現されます。
リターン
投資から得られる利益。リスクが高ければリターンの幅も大きくなりやすいですが、40代以降の投資では「大きな利益よりも安定的な収益」を狙うのがおすすめです。
資産形成に役立つ用語
分散投資
株式や債券、投資信託など、資産を複数に分けて投資すること。1つの商品に集中投資すると大きな損失につながるため、複数に分けることでリスクを軽減します。
積立投資
毎月一定額をコツコツ投資する方法。価格が高いときは少なく、安いときは多く買える「ドルコスト平均法」のメリットを活かせます。長期的に安定した資産形成が可能です。
【参考】野村アセットマネジメント:少額から始められる!積立投資ってなに?
株式投資関連の用語
配当金
企業が利益の一部を株主に分配するお金。定期的に受け取れるため、老後資金の一部として活用する人も多いです。
【参考】日本証券業協会:株を買うと配当金は必ずもらえますか?いつもらえますか?
株主優待
日本企業特有の制度で、商品券や自社製品などが株主に送られます。「楽しみながら投資を続けられる」メリットがあります。
投資信託関連の用語
インデックスファンド
日経平均株価やS&P500などの市場指数に連動する投資信託。手数料が低く、長期投資に向いています。
アクティブファンド
プロの運用者が独自に銘柄を選び、指数を上回る成果を狙う投資信託。ただし、手数料が高めで必ずしも成果が出るとは限りません。
【参考】三菱UFJ銀行:インデックスファンドとアクティブファンドの違いは?初心者はどちらが始めやすい?
初心者が注意すべき用語
元本割れ
投資額よりも資産価値が減ってしまうこと。元本保証はないので、「余裕資金」で始めるのが基本です。
信託報酬(手数料)
投資信託を保有する際にかかるコスト。長期保有では手数料の差が大きなリターン差につながるため、必ず確認しておきましょう。
私の体験談:用語を理解して安心できた話
私自身も30代前半の頃、最初に「NISA」「分散投資」「信託報酬」といった言葉を理解できたとき、ようやく安心して積み立て投資を始めることができました。
専門用語は難しく感じますが、知識がつくと「無理せず・焦らず・着実に」投資を続けられるようになります。今では投資信託を中心にコツコツ積立を行い、子どもの教育費や将来の資金に備えています。
まとめ:用語を味方につけて投資を始めよう
投資初心者にとって、最初の壁は「用語の難しさ」です。ですが、一度理解してしまえば安心感が増し、資産形成の一歩を踏み出せます。
私のおすすめする投資スタイルは「派手さより安心感」「一発逆転より継続の力」。ぜひ基本用語を味方につけて、堅実な資産運用を始めてみてください。