投資を始めたいけれど「投資信託がよく分からない」と感じていませんか？
実は、資産形成を始める多くの初心者の方が、最初につまずくポイントが 投資信託の仕組み です。
しかし一度本質がつかめれば、株よりも扱いやすく、仕事や子育てで忙しい方でもムリなく続けられる投資方法になります。
この記事では、
投資初心者がつまずきやすいポイントを避けながら、「投資信託をわかりやすく」解説していきます。
現役サラリーマンとして働きながら、子育てと両立して資産3,000万円以上を築いた筆者の経験も交えています。
下記の記事も是非ご参考下さい！
お金を増やしたいけど、株やFXは難しそう・・・そんな方におすすめなのが「投資信託」です。 私自身も、サラリーマンとして忙しい毎日の中で「手間をかけずに資産を増やす方法」を探してたどり着いたのが投資信託でした。今ではコツコツ積み立てる[…]
投資信託とは何かをわかりやすく解説
投資信託は「プロにお金を預けて運用してもらう仕組み」
投資信託（ファンド）は、投資家から集めたお金をひとまとめにし、運用の専門家が株式・債券・不動産などに分散投資する仕組みです。
イメージは「みんなでお金を出し合って、プロに運用をお願いする共同投資」。
・あなた一人では買いにくい世界中の株
・高額すぎて買えない債券
これらにも「少額」で「自動的に分散投資」できます。
なぜ初心者に向いているのか
・少額から始められる
・世界中に分散できる
・手間がほぼかからない（積立設定だけでOK）
長期的な資産形成に向いており、仕事・家事・育児で忙しい人でも続けられる点が大きなメリットです。
投資信託の仕組みをもっとわかりやすく
投資信託が値上がりする理由
投資信託の価値＝基準価額（きじゅんかがく）は、ファンドが保有している株・債券の評価が上がると上昇します。
例：
・S&P500株価指数が上昇 → 米国株インデックスファンドも上昇
・世界株が成長 → 全世界株式ファンドも上昇
つまり、中身しだいで投資信託の動きも変わるわけです。
配当金はどうなる？
株式の配当金・債券の利息などはファンド内で再投資されることが多く、長期で大きな効果を生みます。
投資信託のメリット
1. 自動でリスク分散される
1本の投資信託で数百〜数千銘柄に分散されるため、単独株投資よりリスクを抑えられます。
2. 少額から投資できる（100円〜）
特に初心者で「投資って何となく怖い」と不安な方でもスタートしやすい。
3. 積立投資（ドルコスト平均法）との相性が抜群
毎月一定額を買い続けることで、価格変動リスクを平準化できます。
4. 手間がほとんどかからない
積立設定すれば、あとは放置してもOKです。
投資信託のデメリットもわかりやすく整理
1. 元本が保証されない
値下がりリスクは常にありますが、長期的には世界株は右肩上がりで成長してきました。
短期の値動きではなく、長期スパンでの成長を重視しましょう。
2. 手数料が商品によって大きく違う
・購入手数料（今は無料が主流）
・信託報酬（年0.1%台以下が理想）
初心者が損しやすいポイントなので、後述の「選び方」で詳しく解説します。
投資信託の種類をわかりやすく分類
1. インデックスファンド（初心者向け）
市場全体の動きに連動するファンド。
例：
・S&P500
・全世界株式（オールカントリー）
・日経平均連動
低コストで長期投資向き。
投資を始めたいけれど、何から手をつけて良いか分からない。そんな投資初心者におすすめされるのが「インデックスファンド」です。私自身も投資信託を中心に資産形成を続け、着実に資産を増やしてきました。この記事では、投資初心者でも安心して始められる[…]
2. アクティブファンド（上級者向け）
市場平均より高いリターンを狙う。
ただし手数料が高く、平均ではインデックスに勝てないという研究が多数。
「どれを買えばいいの？」をわかりやすく解説
初心者におすすめの投資信託は？
結論：全世界株式 or 米国株インデックス が最適。
理由：
・世界経済の成長を丸ごと取りにいける
・1本で分散される
・長期のリターンが安定
・低コストの商品が豊富
代表例：
・eMAXIS Slim 全世界株式（オールカントリー）
・S&P500インデックスファンド
手数料（信託報酬）は超重要
0.1%と1.0%の差は、30年後には数百万の差になることもあります。
（金融庁「資産運用シミュレーション」参照）
投資信託の始め方をわかりやすく解説
1. 証券会社を選ぶ
初心者向けの定番
・SBI証券
・楽天証券
・マネックス証券
（いずれも手数料が低く、NISAに強い）
2. NISA口座を開設する
まずNISAを使うことが鉄則。
非課税枠で効率よく増やせます。
3. 積立額を決める
おすすめは「毎月の余力の範囲で無理なく」。
著者も子育て期は月3万円でスタートし、徐々に増やしました。
4. 投資信託を1本選ぶ
迷うなら「オールカントリー」。
これ1本だけで全球分散が可能です。
40代からでも遅くない理由
投資の成果は「時間 × 継続」の掛け算
筆者自身も大きな投資ではなくコツコツ積み立てを開始し、着実に資産を増やしてきました。
40代で投資を始める人は増えており、長期で見れば十分間に合います。
最初の一歩は「小さく始める」でOK
100円でも1000円でも、まずは始めることが大切。
続けるほど複利が効いてきます。
よくある質問（初心者がつまずくポイント）
Q1：損することはありますか？
短期ではあります。
ただし長期投資なら世界株は成長してきたため、リスクは時間が抑えてくれます。
Q2：どのくらいの期間続ければいい？
最低でも10年以上。
理想は20年以上。
Q3：暴落が怖いのですが？
むしろチャンス。
積立なら安く多く買えるタイミングです。
まとめ
投資信託は、投資初心者にとってもっとも始めやすい「王道」の資産形成手段です。
ポイントはこの3つだけ：
・世界に分散された低コストのインデックスファンドを買う
・NISAで積立する
・長く継続する
難しい知識よりも、「仕組みをシンプルに理解して、淡々と続ける」ことが大切です。
子育て・仕事に忙しい中でも資産3,000万円以上を築けたのは、この方法を徹底したからです。
あなたも今日から小さく一歩を踏み出してみませんか？